在り方ナビゲーター/東京都 代々木上原  志岐 貢一さん

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結局、「在り方」が現実を変える

千葉県勝浦町 民泊あなゆきの縁側で

大学時代は1年間ロンドンで音楽とDJを学び、帰国後、FM局のラジオディレクターとして仕事を始めた志岐さん。

順風満帆に思えた人生の転機は20代後半、上司のパワハラなどが原因で心身のバランスを大きく崩し、「自己免疫障害」と診断されます。

どの病院に行っても治療法はなく、原因不明の不調に苦しみ得た気づきは「自分の体は自分で治す」

そこから志岐さんの心と体の追求が始まりました。

現在はラジオディレクターも続けながら「CS60 代々木上原 三六九堂」店主として、同じように体の不調を訴える方に、CS60を用いて、その症状の糸口となるその人自身の「在り方」を探りながら、カウンセリング重視の施術を行っています。

CS60などの道具は使う、けれど、それよりももっとその人自身の「在り方」にフォーカスした関わりを持ちたいと新たに「在り方ナビゲーター」として活動していくことを決めました。

どこにでも持ち運べる日本で開発された
ヒーリングデバイス
CS60

【Chapter1聞えてきた声】

志岐さんがCS60に出会ったのは50歳を過ぎてから。ラジオのディレクターという仕事から自分の進みたい方向に大きく舵を切ってきた志岐さんは、経済的どん底も味わいました。

そんなピンチの時に聞えてきた「何者かの声」

その声の主は?そこで志岐さんがとった行動とは?

🔳動画の目次(13分40秒)
00:00. ハイライト
00:25 プロフィール紹介
03:30 謎の物体 CS60との出会い
05:20 CS60に出会うまでの軌跡
06:33「鍼灸治療院」を開業したものの、、、
08:05 経済的苦しみのなかで「聞こえてきた声」
09:53 床を舐めた!?
12:09 次回予告

どん底で気づくものがある

何者かの声が聞こえてくる直前、志岐さんの体はまるで、背中からどん底に落ちていくようなカタチ。
捕まるところがなくなって、手足がまっすぐ天に向かって伸びて、ものすごい勢いでどん底まで突き落とされたような体のカタチ。

そして、何者かの声を聞いた途端、無意識に体をくるっと回転させ、四つん這いになって床を舐めた時の体は、どん底に着地したかのようなカタチ。

その一連の動きが私には興味深く、意識だけでどん底を味わうだけでなく、体でも味わって、もうこれ以上のどん底はない、と全身全霊で感じ切った時、

それまでの強い緊張がふっと抜けて、脱力されたのではないかと想像しました。

武術研究家の甲野善紀さんによると、人が恐れを抱いたり、不安になっていたりするときは、横隔膜がキュンと縮みがっているそうです。

逆に言えば、「恐怖」という感情は、ただ目で見て脳が怖いと思おうとしても、横隔膜が縮み上がらないと恐怖の感情が成立しないようで、体と感情の関係は面白いなぁと思います。

と囁いた声の主は、志岐さん自身?
嫌なことだと感じても、これをやらねば生きていけないと思い込んで自分を追い込んでいる時は、自分の嫌だという感情は見えにくいですよね。

特に「嫌だ」という感情は、我慢して押さえつけねばならないと思って封印しがち。

それにしても、声が聞こえてすぐに嫌なことを手放すと決めた志岐さん、きっとここに至るまですごーくすごーくもがいて苦しんでもうどうにもならないところまで頑張られたから、一気に力が抜けて次のフレーズにシフトできたのではないかと思いました。

縁側が落ち着くという志岐さん
Photo by Chica

【Chapter2 今この瞬間に幸せになる在り方】

「在り方」が変われば人生が変わる。

志岐さんが長い苦しみの中で見つけた「在り方」とは?

🔳動画の目次(20分57秒)
00:00 ハイライト
00:27「自己免疫疾患」で得た気づき
02:40 ストレスとどう付き合うか
03:23 プロセスワーク(心理療法)で
自分と向き合 った3年間
06:13 体からのアプローチも試みる
08:10 苦しみから抜ける「在り方」
09:11 根深いお金のブロック
10:00 やりたくないことをやめてみたら
13:30 手放した後に起きるプチ奇跡
14:00 私の大切なもの
19:32 エンディング

苦しみを感じきった先に

ラジオディレクターとして働いている時、20代後半で「自己免疫障害」と診断された志岐さん。

そんなことになるなんて、ご自分では全く予想もされていなかったことでしょう。誰もが困難には遭遇したくないと考えていますから。でも、もしかしたら志岐さんは生まれる前にこの体験を味わってみたいと思い、このタイミングでこの体験をしてみたかったのかもしれないなぁと思います。

志岐さんはこの世界は全て自分が創っていると考えています。目の前の現実は全て自分の願いが叶ったもの。

考えてみれば、20代で心身のバランスを大きく崩すことがなければ、心と体の追求をすることはなかったでしょうし、紆余曲折、さまざまな体験ができる時間をたくさん持てたのも若い頃にその体験があったからと考えてみるとなかなかに興味深いものです。人生というものは。

Photo by Chica

安定した収入にしていきたいと悩みに悩んで国家資格を取るために鍼灸の専門学校に入ったのが43歳の時。
ラジオディレクターの仕事をしながら、学校で出される次から次にある課題をこなす3年間は大変だったけれど迷う暇もない。

あれよあれよと話が進み、店舗を構えて開業したものの、経営の勉強は全くしてこなかったこともあり、お客様は来ない、まぐれで来ても治せない、開業の借金も返せない、、、地獄の日々だったと言います。

挙げ句の果てには「鍼灸が好きじゃない」と認めてしまう、、、

自分の心に正直に進んできたはずだったのにどこで何を間違えてしまったのだろう、、、

そのどん底で聞こえたのがChapter1でご紹介した「嫌なことをやってるからだヨ」

生活を安定させたい、国家資格があればなんとかなる!と誰もが思うでしょう。志岐さんが悩みに悩んだのも自分の中で、それが恐怖からの行動になっているのでは?と気づいていたからかもしれません。

たどり着いた「在り方」

千葉県勝浦町、大楠菅原神社のほとりで
Photo by Chica

「三六九堂」に体の症状を訴えていらっしゃるお客様に志岐さんは、なぜ、その症状が出るのかその人の「在り方」を徹底してゆっくり全て聴いていくカウンセリングの時間を長くとっています。

聴いていくとほとんどの人が、〜しなくてはいけない、〜あるべき、と思いこみ、自分を苦しめているそうで、それも一つの要因で体に症状となって現れているそうです。

この思い込みに1人で気づくことはなかなか難しく、他者の目線が必要になってくるので、自らが「在り方ナビゲーター」として、変容を促すお手伝いがしたいと活動の幅を広げることにしました。

ゆっくりじっくり話を聴いていくうち、もう不必要になった「思い込み」「刷り込み」にお客様自らが気づくことも多いそうで、自ら気づく、腑に落ちることを大切にされている志岐さんの思いが伝わります。

「体験」をしにこの地球にやってきた

楽しいことも苦しいことも、嬉しいことも悲しいことも、怒りも悲しみも、人間の様々な感情は、何かを体験するたびに自然に湧き上がります。そして、揺れ動いていったり来たり。それが自然性。

それは自分であって自分でない。感情は消えて無くなる泡のようなもの。その感情から自分のその時の体調や思考癖の手がかりを掴んで、自分への理解を進める。

人生を振り返るとき、その体験から何を得たかで、同じ体験をしても、いい人生だったと思えるかどうかはその人次第。

志岐さんは常に自分を客観的に観察して、日々の感情に揺れながら、埋没しても必ずそこから抜けて、ただただ体験している自分を観るようにしていらっしゃるよう、、、
そこに評価(ジャッジ)は必要なく、体験したかったから体験しているだけ。皆、絶賛、体験中なんですよ、と笑います。

今ここにある「体験」を今ここでしか味わえないものとして目の前のことに集中する在り方

「今ここ」に今すぐ意識を戻すには、「すべてはここにあった」「すべては準備されていた」とふっと無意識の緊張から抜けて、それでも「今ここ」に生かされていることに気づくことだと私も思います。

神社境内の大楠の前で

志岐さんのご家族は、妻、13歳、3歳、1歳の2男1女で5人家族。妻の支えは志岐さんの心の源泉。子どもたちの笑顔は至福の喜び。
サロンのカウンターにちょこんと置いてある「ラグタン」という小さな人形。

「この白い赤ちゃんがボクです。家族みんなに支えてもらっていて(笑)」と笑う志岐さん。
こんな幸せな未来が待っているなんて想像もできなかった、つまり未来に「不安」を感じているとしたら、それは自分が勝手に作り出している「幻想」

それを確かめに、志岐さんに会いに行ってもらいたいなと思います。

🔵「CS60 代々木上原 三六堂」公式ホームページはこちら
https://369do-cs60.com/
https://369do.info/

🔵施術内容について動画でご覧になりたい方はこちら
https://www.youtube.com/@369do-ch