建築現場に現われるもの

住宅メーカーから転職して、地域で頑張る工務店の社長と仕事をするようになった佐野さん。

地域一番店を目指して、地域を愛し、仕事以外でも地域に貢献している社長の姿にそれまでとは違う熱い刺激を受けたそうです。

住宅は、人生においてとても大きな買い物であり、その地域で長く存在するもの。

だからこそ、住宅を建築する過程がとても大事。

佐野さんは、建築現場を見れば工務店とお客様との信頼関係まで見えるとお話ししてくれました。

【第一話】お客様との信頼の築き方（12分03秒）

🔳動画の目次
00:00　ハイライト
01:11　うちのハムスター❤️
03:50　住宅メーカーから転職
06:50　信頼の創造はどうやって？
09:30　魅力的な建築現場とは？

想像力と気づき

お客様の立場に立って、何を必要としているか、どうしてもらいたいと思っているのか、を考えるのは当然のこと。さらにお客様の予想を超えて喜ばれる工務店になるには、やはり余白が必要だと感じました。

人はやっぱり、余裕がないと目の前のやらなければならないと思っていることに忙殺され、想像することを忘れ、大事なことに気づくのが疎かになるからです。

想像力と気づきを促すために、仕事の業務フローを見直して仕組み化できるところはやっていく。余白を作る。これはどんな仕事にも言えることだと感じました。

【第二話】建築現場は常に見られている（16分02秒）

🔳動画の目次
00:00　仕組み作りが必須
04:58　人手不足倒産
11:48　ゴミ拾いから始まる習慣
12:43　近隣の目を意識する

同じ型の繰り返しの中に心の動きを感じる

学生時代は弓道部主将の経験がある佐野さん。
弓を準備してから的を射るまで、体の動きは全て型があり、いつも決まっています。

でも的を射抜けたり、射抜けなかったり。

心の揺れがそれを大きく左右することを体でわかっている佐野さんは、仕事においても一喜一憂せず、焦らず、平常心でいられることが多いと言います。

そして神社巡りも大好き！
静かな境内で一人の時間を過ごすことも多いそうです。

【第三話】弓道と神社（9分19秒）

🔳動画の目次
00:00　大切なもの〜弓道で培われたもの
03:40　神社は心のよりどころ
06:45　おすすめの神社
07:14　独立してこれからやってみたいこと

地域づくり

人口減少と人手不足はこれからもっと深刻になってくるでしょう。ライフスタイルの変化で、家を建てる人、所有する人も減ってくるかもしれません。

でも住み慣れた地域で、地域をよく知る工務店がその地域に長く存在する家を建てるということは、そこに住むお客様も含めての地域づくり。

佐野さんも工務店専門のコンサルタントの立場から紛れもなく地域づくりに関わっていらっしゃる方なんだなぁと感じました。

2023年、決意を新たにした東京・神田明神にて