ママの心の専門家/愛知県 寺沢 なみさん

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女性にとっての幸せってなんだろう?

「ミナ ペルホネン」のデザインに囲まれた
なみさんの自宅リビングにて(^O^)

幼い子どもにとって、母親の仕事はどんなふうに映っているでしょう。

なみさんのお母さんは美容師でした。
女性たちが集まる空間で交わされる言葉を聞きながら「女性の幸せって何だろう?」と子供ながらに考える機会が多かったそうです。

働きながら子育てや家事に奮闘するお母さんを持つ子供は、忙しそうな母親を助けてあげたい気持ちともっと構って欲しいという寂しい気持ちが入り混じります。

なみさんもそのひとり。その葛藤が「摂食障害寸前」というところまでなみさんを追い込むことになります。この生きづらさを何とかしたい、という思いから心理学を学び、学びも兼ねたカウンセリングの時間の中で自分を見つめ直してきたなみさん。

現在は、子育てで悩むママのカウンセリングをオンラインで行っています。

その経験を通して見える景色は、子育てで悩む多くのママたちの一人ひとりに必ずある「そのママが進みたいキラキラした方向性」

それを言葉にして伝えると、どのママもイキイキして明るい顔になっていくそうで、その変化の過程を見られるのがものすごく楽しい!そうです。

悩みや葛藤の中にこそある「自分らしさ」

子育て中に誰もが感じるイライラ、不安。
子どもを感情的に怒ってしまったこと、それによる自責の念。

自分の中に起きるさまざまな摩擦は、自分のどんな感情から起きるものなのか?

怒りの奥に潜む悲しみ、寂しさ
不安の奥に潜む自信のなさ、認められたい欲求

この自分の感情を丁寧にジャッジせずに観てくれるのがカウンセラーという存在だと思うのです。

本当の自分は何を望んでいるのか、どうしたいのか、子育ての時期にカウンセラーという第3の視点があれば、それに早く気づけたかもなぁと、40代後半で自分を見失って辛かった私は思います。

【第一話】摂食障害寸前!「生きづらさ」を抱えていた子ども時代

🔳動画の目次(16分53秒)
00:00. ハイライト
01:53 この仕事の楽しさ
04:58 子育てで悩むママの中にある「進みたい方向』
07:37 様々な女性の「幸せな生き方」を模索した子ども時代
13:44 摂食障害寸前までいった「私の葛藤」
15:00. 意気込んでいた新米ママ時代

なみさんと弟

理想の母親を目指すママたち

上二人のお子さんとリビングにて

なみさんの理想は、子どものことをいつも受け止めてあげられるママ。

私はというと、母乳育児に目覚め、食べるものは全て手作り、おむつも紙は一枚も使わない、おもちゃは電池なし、そんな子育てをしていました。

子どのために一生懸命頑張っていることで得られた安心感。しかし、私の場合は長女の突然の発病で全てが崩れ落ち、自信を失ってしまいました。

なみさんも子どもに自我が目覚め始めた頃、子どもの言動にカッとなり、怒り、叫び、ご近所から虐待を疑われて警察が飛んでくるという出来事がありました。

この「私」で子どもと向き合う覚悟

私が自分の子育てを振り返って、子どものためと言いながら、自分の理想に向かって頑張っていることで安心感を得たかったのだと気づいたのは、もう随分後になってからでした。

理想のママを手放せる時は、たぶん今の自分をジャッジせずにそのまま受け入れられる時。

なみさんの「この私で子どもと向き合う覚悟を持つ」という言葉を聞いたとき、なみさん自身への信頼はもちろん、自分の子どもたちへの信頼の高さを感じました。

この自分で向き合って、たとえ失敗してもそれは全て引き受ける、たとえうまくいかない時があっても、子どもと一緒に解決できると思える気持ち。

昔の私は、理想に向かって突き進み、等身大の自分にジャッジをして「足りない、足りない、もっともっと」と自分にムチを打っていたかもなぁ、でもそれがあったから後々行き詰まって、結果、ストレスケアカウンセラーになれたのかも、と振り返ったのでした。

台所の壁に貼られている子ども達の写真や作品

【第二話】子育ての失敗から見出した「私らしい生き方」

🔳動画の目次(15分22秒)
00:00. 次第に自信をなくした新米ママ時代
03:22 子どもに激しくぶつけたイライラ、そこから得た「気づき」
06:10 大切なもの〜子どもの頃の作文から感じる「葛藤」
10:05 母親から自立するとき
11:40 今だから理解できる母親のこと
13:27 カウンセラーとして母として

母になって、自身の母を観る

この春、なみさんは自身の母親と同じ美容師の国家資格を取得しました。

3人の子育て、新しく始めたオンラインビジネスと目まぐるしい時間の中で、母親が若い頃に苦労して取得した国家資格をなみさんも取得。

同じ過程を辿り、気づいたこともきっとたくさんあったことでしょう。

自身の母親のことを愚痴に潰されなかった女性だった」と振り返り、仕事を持つ女性として今では良き相談相手のようです。

なみさんの仕事場
リビングと子ども部屋のちょうど間にあって、
いつでも子どもたちがママに話しかけられます

自分いじめにサヨウナラ

初めて出産して子供を育てる時、不安になったり失敗したり悩んだりしますよね。周りからも期待されたり、自分自身も期待にこたえたかったり、子供が自分を映しだす鏡のように思えて、しっかりしなきゃ!と理想的なママを追いかけてしまう、、、。

そして、「失敗しちゃいけない」と不安になったり焦ったり。
するとママ自身が自分をいじめるという「自分いじめ」が始まってしまうと思うんです。

「子供が病気になったのは私の不注意だ」
「子育てで悩むのは私が未熟だからだ」

でも24時間寝ないで子育てってできないし、そうやって落ち込んで暗い顔をしていると、子どもはそんなお母さんになったのは自分のせいじゃないかと、今度は子どもが自分いじめをしてしまうかも、となみさんは指摘します。


だから今日一日、元気に過ごせた子どもと自分に感謝を伝えて、ママが自分いじめをしていたら、それに気づいてほしいなぁと思うのです。

「今日も一日、なんとか私やれたね」と自分に声をかける。そんな時、安心して安全に相談ができる人、それがカウンセラーという存在だと思うのです。

自分の納得する仕事をしていきたい
なみさんがスクールカウンセラーから独立して
今の仕事を始めたのも、その想いがあったからです

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https://namiterasawa.com/lp/mailinterview/fbclid=IwAR3rrepCueLrIfiALDmsLtOxfwOFzijHpJiF6AAlMOULSrAgRRKHQ65XUg
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